文庫,文学

■だんだん不穏になっていく短編集

「ドライブ・マイ・カー」
妻を亡くした俳優、家福。妻は定期的に浮気をしていた。
家福は浮気相手の一人である男と友人になる。
なぜ妻はその男と関係を結んだのか。

「イエ ...

SF,文庫,エンタメ

■物語の力を知る、すべての読書好きへ

SFが苦手、とっつきにくいと思っているあなたへも、この物語は強くおすすめする。
帯にもあるとおり、久しぶりに物語の力を感じた小説だから。

私もそれほどSFを読んでいないし、正直、 ...

文庫,エンタメ

■出会いって、ないんじゃなくて見逃してるんじゃないか

伊坂幸太郎さんの作品を読むたびに、人生も世の中もそれほど悪くないって思う。
深刻なことや苦しいこともあるけど、深刻なことを深刻に思ったり考えちゃったりするから、心が沈んでいく ...

文庫,エンタメ,文芸

■人生で一度だけ一人だけ、亡くなった人と会えるとしたら

一生に一度だけ、亡くなった人との再開を叶えてくれる「使者(ツナグ)」。
しかしそれは、生者だけではなく、死者にも同じ条件が適用される。よって死者は会いたいと願った者と会うか ...

文庫

■阪急電車を舞台に繰り広げられる
出会い、別れ、人と人との繋がり

隣りに座ったのは、図書館でよく見かける人だった。
その二人のやり取りを、離れたところから見ていたのは、純白のドレスのような衣装を着て、引き出物を持っている ...

文庫,海外文学

■淡々とした語りで明かされていく残酷な世界

「介護人」キャシーは「提供者」の世話を11年続けている。
生まれ育ったヘールシャムという名の施設での日々、施設を出たあとの生活、提供者として生きているかつての友人たちとの時間。

単行本,ノンフィクション,ビジネス書,自己啓発

■成功者はどうやって最初のドアをこじ開けたのか

著者アレックス・バナヤンがこの『サードドア』を書くために、アメリカの著名人・有名人などいわゆる成功者に、最初のドアをどうやって開けたのかをインタビューしていく。
物語形式で書いてる ...

文庫,哲学・思想

■人生を変えるきっかけになるかもしれない

下に記した目次を見てもらえばわかるけど、自分の力で人生を切り開いていくための考え方として、西洋哲学とは違う視点で書いているのが、この『ハーバードの人生が変わる東洋哲学』だ。

もちろん ...

文庫,エンタメ,ミステリ,文芸

■死後に不要なデータを削除する。
なぜその人はそのデータを削除してほしかったのだろう。

自分の死後、人に見られたくないなどの理由で、パソコンやスマホ、タブレットなどに残っているデータの削除依頼を引き受けている「dele.LIFE ...

新書,お金・投資,ビジネス

■思い込み、偏見を取っ払って世界を見る重要性

第1章に大いなる可能性を秘めた日本とあるけど、それは可能性を秘めているってことであって、ジム・ロジャーズが言いたいのは「このままじゃ日本、やばいよ」ってことなんだ。
少子高齢化であり ...