文庫,エンタメ,文芸

■人生で一度だけ一人だけ、亡くなった人と会えるとしたら

一生に一度だけ、亡くなった人との再開を叶えてくれる「使者(ツナグ)」。
しかしそれは、生者だけではなく、死者にも同じ条件が適用される。よって死者は会いたいと願った者と会うか ...

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■死後に不要なデータを削除する。
なぜその人はそのデータを削除してほしかったのだろう。

自分の死後、人に見られたくないなどの理由で、パソコンやスマホ、タブレットなどに残っているデータの削除依頼を引き受けている「dele.LIFE ...

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■伊藤計劃『ハーモニー』カート・ヴォネガット・ジュニア『プレイヤー・ピアノ』等
多くの作品に影響を与えた作品

すべてを破壊した九年戦争のあと、共生・個性・安定をスローガンとする清潔で文明的な世界が形成された。
そこでは人 ...

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■小説の読み方が変わる。
小説の書き方ではなく作り方。

小説を書こうと思っていない人も、この本を読むことで、小説の書き方の一端を知ることができる。
小説を書こうと思っている人も、書いている人も「物語の構造」と聞いてピンと ...

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■死者の記録と生者の記憶

『dele』に続き、この『dele2』も、自分の死後に削除して欲しいデータを依頼した人と、依頼した人と繋がりのある人をめぐり「dele.LIFE」の所長、坂上圭司と唯一の従業員、真柴裕太郎が関わっていく。

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■自分がこの世を去ったら消してほしいデータ〈記録〉そこへ込められた思い、願い〈記憶〉

dele=ディーリー。校正用語で「削除」の意。

「死後、誰にも見られたくないデータを、その人に代わってデジタルデバイスから削除(delet ...

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■いそうな人、ありそうなシチュエーション、なのにこんなにおもしろくて切実で温かい。

「職場の作法」「バリローチェのフアン・カルロス・モリーナ」「とにかくうちに帰ります」の3つの短編集。
 とある会社で事務員をしている鳥飼早智子が ...