白い部屋で月の歌を – 朱川湊人
■白い部屋で月の歌を 感想
静かな空気感のまま進む物語
霊能力者シシィのアシスタント、ジュン。
シシィがその場にいる霊をはがし、その霊が他の場所に行かないようにジュンの体内に入れる。
ジ ...
アイの物語(角川文庫) – 山本弘
SFが苦手、とっつきにくいと思っているあなたへも、この物語は強くおすすめする。
帯にもあるとおり、久しぶりに物語の力を感じた小説だから。
私もそれほどSFを読んでいないし、正直、 ...
アイネクライネナハトムジーク – 伊坂幸太郎
伊坂幸太郎さんの作品を読むたびに、人生も世の中もそれほど悪くないって思う。
深刻なことや苦しいこともあるけど、深刻なことを深刻に思ったり考えちゃったりするから、心が沈んでいく ...
ツナグ – 辻村深月(新潮文庫)
一生に一度だけ、亡くなった人との再開を叶えてくれる「使者(ツナグ)」。
しかしそれは、生者だけではなく、死者にも同じ条件が適用される。よって死者は会いたいと願った者と会うか ...
dele3- 本多孝好
なぜその人はそのデータを削除してほしかったのだろう。
自分の死後、人に見られたくないなどの理由で、パソコンやスマホ、タブレットなどに残っているデータの削除依頼を引き受けている「dele.LIFE ...
世界が記憶であふれる前に – 岡本 貴也
8歳の夏から、すべての記憶を、その時の感情も含めて忘れることができない、超記憶をもつナノ。
ナノは計画のために多額のお金を不正に集めていた。
宅配ドライバーのソライは騙されて借金を背負う ...
ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち~ 著/三上延
ビブリア古書堂の事件手帖 〜扉子と不思議な客人たち〜 (メディアワークス文庫)
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■栞子さんと大輔が結婚し、6歳になる子供、扉 ...
dele2 – 本多孝好
『dele』に続き、この『dele2』も、自分の死後に削除して欲しいデータを依頼した人と、依頼した人と繋がりのある人をめぐり「dele.LIFE」の所長、坂上圭司と唯一の従業員、真柴裕太郎が関わっていく。
dele – 本多孝好
dele=ディーリー。校正用語で「削除」の意。
「死後、誰にも見られたくないデータを、その人に代わってデジタルデバイスから削除(delet ...
僕は小説が書けない – 著/中村航・中田永一
何故か不幸を招き寄せる高校一年生の光太郎は、一年上の七瀬に強引に、廃部寸前の文芸部に入部させられる。そして、部の存続がかかっている部誌制作のため、光太郎も小説を書くこと ...