女のいない男たち – 村上春樹
「ドライブ・マイ・カー」
妻を亡くした俳優、家福。妻は定期的に浮気をしていた。
家福は浮気相手の一人である男と友人になる。
なぜ妻はその男と関係を結んだのか。
「イエ ...
アイの物語(角川文庫) – 山本弘
SFが苦手、とっつきにくいと思っているあなたへも、この物語は強くおすすめする。
帯にもあるとおり、久しぶりに物語の力を感じた小説だから。
私もそれほどSFを読んでいないし、正直、 ...
アイネクライネナハトムジーク – 伊坂幸太郎
伊坂幸太郎さんの作品を読むたびに、人生も世の中もそれほど悪くないって思う。
深刻なことや苦しいこともあるけど、深刻なことを深刻に思ったり考えちゃったりするから、心が沈んでいく ...
ツナグ – 辻村深月(新潮文庫)
一生に一度だけ、亡くなった人との再開を叶えてくれる「使者(ツナグ)」。
しかしそれは、生者だけではなく、死者にも同じ条件が適用される。よって死者は会いたいと願った者と会うか ...
阪急電車 – 有川浩(幻冬舎文庫)
出会い、別れ、人と人との繋がり
隣りに座ったのは、図書館でよく見かける人だった。
その二人のやり取りを、離れたところから見ていたのは、純白のドレスのような衣装を着て、引き出物を持っている ...
わたしを離さないで – 著/カズオ・イシグロ 訳/土屋政雄
「介護人」キャシーは「提供者」の世話を11年続けている。
生まれ育ったヘールシャムという名の施設での日々、施設を出たあとの生活、提供者として生きているかつての友人たちとの時間。
サードドア – 著/アレックス・バナヤン 訳/大田黒奉之
著者アレックス・バナヤンがこの『サードドア』を書くために、アメリカの著名人・有名人などいわゆる成功者に、最初のドアをどうやって開けたのかをインタビューしていく。
物語形式で書いてる ...
ハーバードの人生が変わる東洋哲学 – 著/マイケル・ピュエット&クリスティーン・グロス=ロー 訳/熊谷淳子
下に記した目次を見てもらえばわかるけど、自分の力で人生を切り開いていくための考え方として、西洋哲学とは違う視点で書いているのが、この『ハーバードの人生が変わる東洋哲学』だ。
もちろん ...
dele3- 本多孝好
なぜその人はそのデータを削除してほしかったのだろう。
自分の死後、人に見られたくないなどの理由で、パソコンやスマホ、タブレットなどに残っているデータの削除依頼を引き受けている「dele.LIFE ...
お金の流れで読む日本と世界の未来 – 著/ジム・ロジャーズ 訳/大野和基
第1章に大いなる可能性を秘めた日本とあるけど、それは可能性を秘めているってことであって、ジム・ロジャーズが言いたいのは「このままじゃ日本、やばいよ」ってことなんだ。
少子高齢化であり ...