文化・社会,文庫

■「英雄の旅」の構造を人生に活かす

『千の顔をもつ英雄』でジョーゼフ・キャンベルが解き明かしているのは、世界中の神話に描かれている英雄たちの生涯、旅、目的を果たすまでのストーリーの構造には共通点があるということだ。
「英雄の旅」 ...

文化・社会,文庫

■スターウォーズはこの本が原点。

 神話の構造を解き明かし、なぜ人はかつて神話を必要としたのか、また、現代に生きる私たちが神話を必要とするのはどんなときかなど、複数の視点で読むことができる本。

 創作だけではなく、かつて神話 ...

文庫,歴史

■学校の授業で省略されたりすっとばされた時代がスッキリする

 今の学校の歴史の授業はどうかわからないが、私が小・中学生、高校生の時は近・現代史は教科書のダイジェスト的な授業で終わったり「各自読んでおくように」という一言で終わったりしてい ...

文庫,文芸

■いそうな人、ありそうなシチュエーション、なのにこんなにおもしろくて切実で温かい。

「職場の作法」「バリローチェのフアン・カルロス・モリーナ」「とにかくうちに帰ります」の3つの短編集。
 とある会社で事務員をしている鳥飼早智子が ...

文庫,エンタメ

■何故か不幸を招き寄せる高校生が、廃部寸前の文芸部に入部して……

 何故か不幸を招き寄せる高校一年生の光太郎は、一年上の七瀬に強引に、廃部寸前の文芸部に入部させられる。そして、部の存続がかかっている部誌制作のため、光太郎も小説を書くこと ...

文庫,ミステリ


■『三月は深き紅の淵を』は読むことができない

 ジャケ買いした本。タイトルも装丁も好きだな。今でも。
 この小説については(ミステリにありがちな言葉だけど)、ほんと多くを語れない。とりあえず言っておくと、タイトルの『三 ...

文庫,自己啓発

■名著『世界最強の商人』のその後の物語と人生の成功哲学■

 オグ・マンディーノの名著『世界最強の商人』の続編。
『世界最強の商人』がビジネスの成功法則だとしたら、こちらは人生の成功哲学と言える内容。
 以下に目次を記しま ...

文庫,歴史

■教養として歴史を知るための入り口として■

 日本史について、時代やら出来事やらを、ざっくりとでもいいから、おさらいしたい。歴史の流れを、とりあえずでいいから、まずは知っておきたいという方は、まずはこの本を読んで、次に違う本を数冊読むの ...

文庫,自己啓発

■自己啓発、成功法則を科学的に検証■

 自己啓発法、成功法則、引き寄せの法則、潜在意識活用法、現在、書店にはコーナーができることもある、人気のジャンル。
 ところで、本当に効果があるの?
 という疑問の答えが、この本にあ ...

文庫,自己啓発

■名著『自助論』の次に読むべき本■

 福沢諭吉の『学問ノススメ』と共に明治時代に読まれ、100万部を突破した『自助論』から9年後、1867年に完全版が刊行されて以来、読み継がれている本。

 『自助論』は「天は自ら助くる者を助 ...