さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 〈ストレングス・ファインダー2.0〉- 著/トム・ラス 訳/古屋 博子

2018年3月7日

Contents

■ロングセラーの自分の強みを知るテストと解説、最新版

 大前提として最初に言っておきますが、この本は新刊で買わなければいけません。古本で買っても使えない。なぜなら、まずはインターネットのサイトで自分の強みを知るテストを受けるんだけど、そのコードが表紙裏に印字されていて、1度使われたコードはその人でなければ使えないから。
 古本で買って、その本の表紙裏のコードを使っても、すでに以前の持ち主がテストを受けていれば、もうテストを受けることができず、あなたの強みを知ることができないという残念なことになる。
必ず、書店かインターネットで新刊を購入すること。

 また、この本がビジネス書のコーナーにあるのは、自分の強みを、今の仕事やこれからなんらかの仕事を始めようとする人のために、どう活かせばいいのか、また、人をやっとっている方には、その人の強みを知り、その人の強みを活かして、仕事につなげるためにはどうすればいいのかが書いているからなんだ。
占い的なものとは違いますので、そこも勘違いしないように注意。

 さて、前置きはこのくらいにして、本について話していこう。

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■自分が持っている5つの強みを知る

 この本の特徴は、自分の強みを知り、自分の強みを伸ばそうというところ。
自分の弱点を克服するよりも、強みを伸ばすほうが、簡単だよね。弱点の克服には、メンタルの強さと時間が必要。でも、強みを伸ばすのは、あなたが本来持っているものだし、すでに意識的、無意識問わず、やっていることが多いので、そこに気づいて、伸ばすのは、精神的なプレッシャーもさほど感じずにすむはず。

 テストを受けると、自分の強みの上位5つを知ることができる。また、その5つそれぞれについての解説も表示される。この解説は、本にも書いているので、なにはともあれ、上位5つを知ること。

 思っていたのと違う結果が出るかもしれないけど、この結果は、潜在的に持っている強みを表しているから。
 第5章は、結果に対する疑問に答える章になっている。
・強みを築く道に障害はないのか
・なぜ資質に重きをおくべきなのか
・資質の順位に重要な意味はあるのか
・すべての資質が必ずしも自分にあてはまるわけではない。それはなぜか。
・同じ資質を持つ者同士でもちがいがあるのはなぜか
・優位を占める5つの資質の中に「相反する」ものは存在するのか
・自分の資質が気に入らなければ、新たな資質を開発できるのか
・自分の資質だけに集中すると、視野が狭くなりすぎないか
・弱点にはどう対処すればいいか
・資質がわかれば、現在の職務が適しているかどうか分かるのか
と、このテスト、また、テスト結果に対する疑問のQ&Aが解説されている。

 第6章では「個々の従業員の三十四の資質をどう活かすか」という部分があるけど、ここもしっかり読んで、自分だったらと考えてみよう。

 この本はシリーズ化されている。この後の本は、企業のマネージャー、マネジャー向けの本なので、参考にしたい方は、次以降の本も読んでみてもいいのでは?

■読後の感想■

 この手の本は、本文にも書いているけど、結果を知り、結果を活かすことは重要だけど、そればかりにとらわれるのは危険。
 私自身は結果を見て、なるほどと思ったし、納得もできた。ちなみに私の強みは、上から順番に、
内省
収集心
慎重さ
最上志向
未来志向
だった。

 このブログを始めたのは、読書が好きなのに、まわりに本を読む人がいないから、話したいのに話せない。せっかく読書が好きな人と出会っても、読む本の傾向が違うから、なかなか話がはずまないということから。
 この記事を書いている段階では、まだ10記事も書いていないので、今のところほとんどこのブログを読む人はいないけど、これから記事を増やし、ある程度記事数がたまったら、TwitterやFacebookなどでも、記事の更新をしたことを流したりして、少しずつでも興味を持ってくれる人が増えたらいいなぁなんて思ってる。

 これは、私の収集心から考えたこと。
 読書が好きと言っても、どんな本を読むかは人によって違うし、好きなジャンル、好きな作家さんも人によって違う。
 私の場合、ジャンルはあまりこだわらない。積ん読もかなりあります。
 そう、読んでいない本があるのに買うという、収集心だね。

 さすがに、読まないのはもったいないので、今持っている本をなかば強制的に読むためにも、このブログを書いている。
 そういう意味では、このブログは、この『さあ、自分の才能に目覚めよう2.0』を読まなければ、初めていなかったかもしれない。

 自分の強みを知って、活かす方法の例の1つとして、参考にしてみたらどうだろう。

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