SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方 – ゆうこす

2018年3月7日

Contents

■女性用の本?いやいや、情報発信の本だよ

 ゆうこすさんとこの本を知ったのは、めったにそんなことはしないのに、仕事帰りになんとなくFMラジオを聞いてみようと思ったのがきっかけ。
 歩きながらスマホにヘッドホンさして(Bluetoothじゃないの?とかってのはいいから)、なんとなく聞いていたら、ゲストでゆうこすさんが出演していた。すいません、番組名もMCの方の名前も覚えてません。ほんとなんとなく聞いていたから。
 で、ゆうこすさんがHKT48の元メンバーだったとか、一人になってからの紆余曲折だとかを聞いて「まあ、そんなもんだよなぁ」とか思っていたら、そこからSNSの話に繋がった。

 炎上もしたし、失敗もしたけれど、そこでくじけずあきらめず、トライ・アンド・エラーを繰り返して、今のポジションにたどり着いたという話を聞いて、素直に感心した。
 同時に自分自身を恥ずかしく思った。
 「あぁ、自分はほんっと中途半端な人生過ごしてるな」って。
 やりたいことがあって、やっていた時期もあった。けどあきらめた。それも1つじゃなくて、3つくらいある。ダメだね、ほんと。

 この本は、けっして女性用の本じゃない。表紙は男が買うには、正直、さすがに本屋ではちょっとだけ勇気がいる。
 でも、この本に書いていることは、インターネットで情報発信をしたい、そこにSNSを使うにはどうしたらいいのか?これに対するヒントや答えが詰まってる。

 読んだから、すぐにできるはずはない。どんなことでも同じことだ。
 ただ、この本に書いていることをきっかけにインターネットで情報発信したり、今の自分のブログやTwitter、InstagramやYouTubeでの発信を改善できるはずだ。

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■目次

はじめに
第1章 叶わなかった初恋~ほろ苦いSNSとの出会い~
第2章 「好き」と素直に言えるまで~フォロワーを増やすための試行錯誤~
第3章 片思いが恋に変わった瞬間~Twitterは共感のメディア~
第4章 幸せいっぱいの誕生日~Instagramで「自己プロデュース」~
第5章 職業、モテクリエイター~Youtubeでファン層が広がる~
第6章 ありのままの私を愛してもらう~ブログで綴る本当の気持ち~
おわりに

■SNSで情報発信したい人、してるけど上手くいっていない人は、とりあえず読んでおこう

 この本を読んだあと、他にも女性が書いたこの手の本を数冊、本屋でペラペラとめくってみた。うん、恥ずかしかったよ。だって、ゆうこすさんのこの『SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方』はビジネス書のコーナーにあったのに、他の方の本は、ビジネス書コーナーじゃなくて、女性エッセイのコーナーにおいてあったから。
 で、他の方の本もたしかに有益な部分はあった。広告の依頼に関することだとかはなるほどと思った。でも、ここはまぁ、人それぞれなんだけど、フォロワーを買うという部分は、私は「その手があるか!」とは思わなかった。
 ゆうこすさんのやり方が王道だし、遠回りに見える近道だと思う。
 つまりは、この本に書いている方法で、自力で良さそうなアカウントを見つけ、自分でフォローして、相手からフォロー返ししてもらうという、王道の方法。
 最初はこの方法がいい。
 なぜなら、よくわからないアカウントや、自分が発信していることとは関係ないアカウントがフォローしてくれても、あまり効果がないから。

 そして、一歩ずつ進むことだ。地道に、コツコツと、アカウントを育てていく。あきらめずにやり続ける。
 2、3ヶ月は短い。
 この本に書いているが、半年以上はがんばろう。いいじゃないか。失敗したら次に活かせばいい。どうせまだ、インターネット上では何者でもないんだから。

 自分が好きなことだけを発信し続ける。
 結果、自分が好きなことで生きていける。
 たった2行で表せる言葉だけど、そうなるためには、考えて、調べて、やってみるしかないし、やり続けるしかない。もちろん時間もかかる。けど、店を出すんじゃないんだから、お金はそんなに必要ない。発信する内容によるけどね。それでも店を出すことに比べたらね。

 年齢も考えないほうがいい。
 第158回芥川賞受賞者は50代、60代の方だ。小説家デビューも2017年だから、年代は変わらない。
 カーネル・サンダースがケンタッキーフライドチキンを作ったのは何歳か知ってる?65歳だ。

 好きなことだけして生きていくといったら、夢のような話だけど、やらなきゃ実現もしない。
 壁にぶつかることもあるだろうし、上手くいかないこともあるだろうし、くじけることもあるだろうし、知らなきゃいけないこともたくさん出てくるだろう。
 けど、何度も言うけど、やっぱりやらなきゃなにもおきない。

 と、40過ぎたおっさんが、この本に勇気ときっかけをもらったって話だ。

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