1000円からはじめる！お金の増やし方 – 大江英樹
Contents
■投資の知識がまったくない人向けの入門書
投資について、まったく知識がないけど、興味はある。とりあえずやってみたい。と考えているのなら、まずはこの本を読んで、じっさいに始めたらいい。
なんでもそうだけど、やってみなけりゃわからない。
苦手意識があったものでも、やってみたらおもしろかった。食べてみたら美味しかった。ってこともある。
もちろん、思ってたとおり、苦手だったとか、自分の口には合わなかったってこともある。
けど、やってみなけりゃわからない。
1,000円からって書いてるけど、ネット証券会社だったら、100円とか500円とかからやれるところもある。とは言っても、
何の知識もなしにはじめるのは、リスクが大きい。
というわけで、まずはこの本。ってことだ。
ちょっとでも知識があるのなら、この本はおすすめしない。もっと詳しい本は山ほどあるから、そちらを選びましょう。
■目次
はじめに
第１章 なぜ貯金じゃいけないの？
第２章 はじめてみよう！楽ちん投資
第３章 これだけは知っておこう！気をつけるべきこと
第４章 著者おススメの金融商品と商品ガイド
おわりに
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■投資ってギャンブルじゃないの？
株って聞いたでけで、ギャンブルみたいなものなんじゃないかと、私も投資を始める前までは思ってた。
株で破産した人もいるって聞いてたしね。
でもそれは、投資の仕方をまちがっていたか、知らなかった人の話。
全財産を投資に突っ込んだら、そりゃあ損が出た時には破産ってこともある。
あまりにもおそまつな投資だ。
で、もうひとつ。
投資の他に投機って言葉がある。
この投機って何かっていうと、
１ 偶然の利益をねらって行う行為。
２ 将来の価格変動を予想して、価格差から生じる利益を目的に行う売買取引。
３ 禅宗で、修行者が禅の心機に投合すること。学人の機と師家の機と合致すること。
大辞林 第三版より引用
ということ。
２に関しては、短期間の価格変動を予想して、利益を目的に行う売買取引も含まれる。
これは人によって意見が分かれるんだけど、あくまでも私見として言わせてもらえば、
FX
バイナリーオプション
仮想通貨
株のデイトレード
これらは投機だ。
投資というのは、本来は、自分が応援したいと思っている企業の株を買うことで、その企業に資金を提供すること。
株を買った企業が利益を上げれば、株を買ってくれたお礼として配当金を払ってくれる。
ざっくりとだけど、これが本来の投資だ。
お金を増やしたいからだけでやるのは、投機やギャンブルと気持ちは一緒だ。
でも、んなこと言われたって、どの企業が良いかどうか、四季報とかみてもわかんないよ。
っていう人のために、投資信託がある。
投資のプロが、あなたの資金を替わりに運用するってことだ。
投資も投機も、リスクはある。
けど、貯金だけだと、お金は殖えない。今の普通預金、定期預金の利率、知ってる？
何かあったときのために貯金しておくことは必要だ。
その貯金の中で、このぐらいなら投資にまわしてもいいだろうという額を投資にまわす方法もある。
しかし、それではいつまでたっても投資できない事情があったりもするだろう。
そこで、投資信託だ。
月に１００円とか５００円とか、この本にある１，０００から始めてみてはいかがだろうか。
おすすめの金融商品の選び方や、金融商品そのものも教えてくれる。
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